名久井 文明(なくい ぶんめい)
物質文化研究所一芦舎代表
日本考古学協会会員
岩手大学人文社会科学部非常勤講師(~2014年度)
岩手県葛巻町小田民俗資料館名誉館長
著作一覧
2023(令和5)年11月 | 『民俗考古学——必要が生んだ継続性』一芦舎 |
2023(令和5)年4月 | 「気候寒冷化に対応した縄紋土器」『月刊考古学ジャーナル』No.780 |
2019(令和元)年10月 | 『食べ物の民俗考古学——木の実と調理道具』吉川弘文館 |
2019(令和元)年10月 | 『生活道具の民俗考古学——籠・履物・木割り楔・土器』吉川弘文館 |
2015(平成27)年 | 「現代籠作り技術の起源―民俗考古学からの探求(一)」『民具マンスリー』第48巻6号 |
2014(平成26)年 | 「民俗考古学からみた北上山地の民俗技術」『「もの」からのメッセージ~有形民俗資料が語る生活文化~』宮古市北上山地民俗資料館開館20周年記念企画展図録 |
2014(平成26)年 | 「土器の誕生ー民俗考古学からの推察」『東北芸術工科大学東北文化研究センター 研究紀要』第13号 |
2012(平成24)年 | 『伝承された縄紋技術――木の実・樹皮・木製品』吉川弘文館 |
2011(平成23)年 | 「木を割った磨製石斧と、その後継器種」『東北芸術工科大学研究センター 研究紀要』第10号 |
2011(平成23)年 | 「初版『樹皮の文化史』その後」『樹皮の文化史』(歴史文化セレクション)吉川弘文館 |
2010(平成22)年 | 『「もの」から見た駿河家の暮らし――江戸・明治・大正・昭和――』 名久井文明著、名久井芳枝著、実測図・バックデータ作成:岩手大学人文社会科学部「学芸員養成講座」平成13~17年度受講生(岩手県滝沢村文化財調査報告書第35集、A4判、240頁、写真384点、実測図220点) |
2009(平成21)年 | 「縄紋時代から受け継がれた現代網代組み技術」『日本考古学』第27号 |
2009(平成21)年 | 「縄紋時代と現代の文化的連続」『月刊考古学ジャーナル』No.583 |
2008(平成20)年 | 『地域の記憶――岩手県葛巻町小田周辺の民俗誌』一芦舎(共著) |
2008(平成20)年 | 「木の実食――乾燥備蓄と”あく抜き”」森浩一編『日本の食文化に歴史を読む』中日出版社 |
2007(平成19)年 | 「鳥浜貝塚出土AZ[9258]――石斧柄の樹皮をどう読むか」『富山市考古資料館紀要』第26号 |
2007(平成19)年 | 「縄紋時代起源の造形技術」『樹と竹――列島の文化・北から南から――』福島県立博物館・鹿児島県歴史センター黎明館 |
2006(平成18)年 | 「トチ食料化の起源――民俗例からの遡源的考察」『日本考古学』第22号 |
2005(平成17)年 | 「東北地方の雑穀栽培農耕から見た稲作以前の用具」『季刊東北学』第二号 東北文化研究センター |
2005(平成17)年 | 「編組技法の分析」『地域学への招待』(歴史遺産シリーズ)京都造形芸術大学 角川学芸出版 |
2004(平成16)年 | 「民俗的古式技法の存在とその意味――特に編組技法について」『国立歴史民俗博物館研究報告』第117集 |
2004(平成16)年 | 「乾燥堅果類備蓄の歴史的展開」『日本考古学』第17号 |
2001(平成13)年 | 『山と生きる』一芦舎(共著) |
1999(平成11)年 | 『樹皮の文化史』吉川弘文館(2011年復刊) |
1998(平成10)年 | 「縄紋時代から継続する編組技術――網代組みと縄目編み――」『縄文式生活構造 土俗考古学からのアプローチ』同成社 |
1996(平成8)年 | 「縄文時代の縄-実用的な縄の使用範囲」『画竜点睛』 山内清男先生没後25年記念論集刊行会 |
1994(平成6)年 | 「民俗例から遡源する縄文時代の樹皮製容器に関する試論」『先史考古学論集』第3集 |
1994(平成6)年 | 『九十歳岩泉市太郎翁の技術』一芦舎 |
1993(平成5)年 | 「東日本における樹皮利用の文化――加工技術の体系と伝統――」『国立民族学博物館研究報告』第18巻2号 |
1991(平成3)年 | 『北国の樹皮文化』岩手県立博物館企画展図録 |
1990(平成2)年 | 「樹皮縄の製作用具に関する若干の考察」『岩手県立博物館研究報告』第8号 |
1989(平成元)年 | 『岩手の雑穀――北部北上山地にコメ以前の文化を探る』岩手県立博物館調査研究報告書 第五冊 |
1988(昭和63)年 | 「わが国甑の伝統と渡来に関する一予察(追加)」岩手県立博物館研究報告』第7号 |
1988(昭和63)年 | 「北日本縄文式早期吹切沢式系統の後半期編年」『先史考古学研究』第1号 |
1988(昭和63)年 | 「東日本における樹皮製民具の製作技術とその確立期について」日本民具学会編『山と民具』雄山閣 |
1987(昭和62)年 | 「わが国甑の伝統と渡来に関する一予察」『岩手県立博物館研究報告』第5号 |
1985(昭和60)年 | 『鐔に見る日本の意匠』岩手県立博物館企画展図録 |
1984(昭和59)年 | 「明治時代以前の看板の時期区分法について」『岩手県立博物館研究報告』第2号 |
1983(昭和58)年 | 『岩手の看板――忘れられた文化財が語る庶民の歴史』岩手県立博物館企画展図録 |
1982(昭和57)年 | 「貝殻文尖底土器」『縄文文化の研究 3』雄山閣 |
1979(昭和54)年 | 「北日本縄文式早期編年に関する一試考(Ⅱ)」『考古学雑誌』65-1 |
1974(昭和49)年 | 「北日本縄文式早期編年に関する一試考」『考古学雑誌』60-3 |
1971(昭和46)年 | 「青森県芦野遺跡の土器群について」『考古学雑誌』57-2 |
学会発表
2014(平成26)年 | 「樹皮製民具にみる縄紋文化の伝統」日本民具学会第39回大会(於奥物部ふれあいプラザ) |
2007(平成19)年 | 「網代組み技術の継承」日本民具学会第32回大会(於:福島県立博物館) |
2006(平成18)年 | 「わが国曲げ物の系譜―“もう一つの曲げ物”からの推察」日本民具学会第31回大会(於 群馬県立歴史博物館) |
1997(平成9)年 | 「樹皮製容器の機能を探る(Ⅱ)-予察 土器はいかにして発明されたか」日本考古学協会第63回総会 研究発表会(於立正大学) |
1996(平成8)年 | 「樹皮製容器の機能を探る-樹皮鍋を用いた調理実験」日本考古学協会第62回総会 研究発表会(於早稲田大学) |
講演
2025年1月25日(予定) | 「旧石器時代人の籠を推理する―民俗考古学の視座から」東村山考古学講座 |
2024年3月16日 | 「現代に伝承される縄紋樹皮製品とその製作技術―民俗考古学の視座から」日高市市民歴史講座 |
2023年2月18日 | 「多様な器の形と縄紋人の「あく抜き」技術―民俗考古学から見えてきた縄紋土器の機能」日高市市民歴史講座 |
2022年11月5日 | 「乾燥食料の保存と「あく抜き」―縄紋時代から伝承された「食」の技術」是川縄文館 |
2022年6月24日 | 「日本人は何を食べてきたか―民俗考古学からのアプローチ」神奈川大学 |
2020年11月28日 | 「13,000年前の保存食 かち栗と乾燥どんぐり」八戸市博物館 |